全米野球記者協会(BBWAA)は16日夜、MLBのエンゼルスの大谷翔平とブレーブスのロナルド・アクーニャを満票で最優秀選手(MVP)に選出した。大谷はア・リーグMVPを満票で2回受賞し、外国生まれで複数回MVPを受賞した選手は大谷を含めてアルバート・プホルスとミゲル・カブレラのみ。大谷は420ポイントを獲得し、2位のコーリー・シーガー(264ポイント)と3位のマーカス・セミエン(216ポイント)を上回った。大谷はMLBネットワークの番組で「個人的に取れて特別なことだなと思います」と喜びを語った。大谷は2021年にもア・リーグMVPを受賞しており、昨シーズンは2位だった。今年の大谷は44本のホームランでア・リーグのホームラン王に輝き、打率.304、20盗塁を記録。投手としても23試合に先発し、10勝5敗、防御率3.14の成績を残した。一方、アクーニャは41本のホームラン、73盗塁を記録し、初のナ・リーグMVPを受賞した。