日テレ系の人気番組「踊るさんま御殿」は、ひな壇トークバラエティの老舗であり、1997年から続いている。司会の明石家さんまが御殿の主人としてゲストを招き、身の回りの出来事や体験談を話してもらう形式である。番組はさんまが同じく日本テレビで司会をしていた「恋のから騒ぎ」の芸能人版としてスタートした。番組の人気の秘密は、視聴者からの体験はがきをもとにした再現ミニドラマを見た後、テーマに沿ってさんまがゲストに話を振る仕切り方が面白い点にある。収録は2時間から4時間ほどかかることもあり、最後に食事場面があるのは、さんまの感謝の気持ちと芸人たちのリアクションを見せるためだと言われている。